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第88期 (

1.0 円(注1)

平成29年 3月31日

平成29年6月22日 定時株主総会及び 主 務 大 臣 認 可 後 (注2)

普通株式 (政府以外分)

3,481百万円 3.0円

 

(注) 1.株式会社商工組合中央金庫法第50条により、政府の所有する株式に対し剰余金の配当をする場合には、政府 以外の者の所有する株式1株に対して配当する剰余金に1を超えない範囲で政令で定める割合を乗じて得た 額を政府の所有する株式1株に対して配当しなければならないとされています。なお、株式会社商工組合中 央金庫法施行令第15条により、政令で定める割合は3分の1とされています。

2.株式会社商工組合中央金庫法第49条に基づき、剰余金の配当その他剰余金の処分の決議は、主務大臣の認可 によりその効力を生じます。

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(金融商品関係)

1. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針

当金庫グループは融資事業及びデリバティブ取引の提供等の金融サービス事業を行っております。

これらの事業を行うため、預金の受入れ、債券の発行等による資金調達を行っております。このように、保有 する資産・負債は、金利・有価証券の価格・為替相場等様々な市場のリスクファクターの変動により、その価値 が変動し損失を被るリスクを有しております。こうしたリスクを適正に管理しつつ、安定した収益を確保する観 点から、資産及び負債の総合的管理(ALM)を実施しており、その一環として、デリバティブ取引も行ってお ります。

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

当金庫グループにおける資産は、主として国内の取引先に対する事業性の貸出金であり、取引先の財務状況の 悪化等により損失を被るリスク(信用リスク)があります。

また、有価証券は、主に債券及び株式であり、債券については一部を満期保有目的で、トレーディング業務で は売買目的で保有し、株式については純投資目的及び政策投資目的で保有しております。これらは、それぞれ発 行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。

債券及び借用金は、一定の環境の下で当金庫グループが市場を利用できなくなる場合など、支払期日にその支 払いを実行できなくなる流動性リスクに晒されております。

デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引や通貨スワップ取引等があります。当金庫 グループでは、これらを利用して、有価証券、債券、借用金、外貨建ての貸出金に関わる金利の変動リスクや為 替の変動リスクを回避しております。なお、ヘッジ会計の適用要件を満たすデリバティブ取引については、ヘッ ジ会計を適用しております。これらのヘッジ開始から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ 手段の残高を比較する等により、ヘッジの有効性を確認しております。

こ の ほ か、 ト レ ー デ ィ ン グ 業 務 で は、 取 引 先 の 金 利 や 為 替 の 変 動 リ ス ク を ヘ ッ ジ す る ニ ー ズ に 応 え る 目 的 や、

金利や為替の変動による短期的な収益獲得を目的として、金利スワップ取引や通貨スワップ取引、債券先物取引、

為替予約取引等を行っております。

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスクの管理

当金庫グループは、信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、信用格付、与信許容限度、個 別案件毎の与信審査、担保・保証等の与信管理に関する体制を整備し運営しております。これらの与信管理は、

各営業店のほか審査本部により行われ、また、大口与信先への対応については、定期的に経営陣による投融資 会議等を開催し、付議しております。さらに、監査部がリスク管理態勢等の監査を行っております。

有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しても、信用リス クに関する管理諸規程に従い、信用格付、与信許容限度による管理体制を整備し運営しております。対市場取 引については、統合リスク管理部による外部格付のモニタリングや市場取引部署による信用情報等の収集等に 基づき、定期的に管理しております。

② 市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理

当金庫グループでは、バンキング業務、トレーディング業務毎に複数のカテゴリーに区分した上で、経営 会議やALM会議等が設定した10bpv(金利の10ベーシス・ポイント(0.10%)の上昇が時価に与える影響 額)やバリュー・アット・リスク(VaR)の限度額に基づき金利の変動リスクを管理しております。「市 場関連リスク管理規程」等において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、ALM会議等におい て実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。日常的には統合リスク管理部において金 融資産及び負債の金利リスクの状況を把握し、評価損益や10bpv、VaR等によりモニタリングを行い、日 次で担当役員に、月次で代表取締役並びにALM会議に報告しております。なお、ALM会議等の決定によ り、金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ等のデリバティブ取引も行っております。

(ⅱ) 為替リスクの管理

為 替 の 変 動 リ ス ク に 関 し て、 日 次 の 総 合 持 高 管 理 に よ り 為 替 持 高 の 一 定 範 囲 内 へ の 抑 制 を 行 っ て お り ま す。

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(ⅲ) 価格変動リスクの管理

株式については、純投資目的と政策投資目的で運用方針を区分し、以下のとおり管理をしております。

純投資株式については、経営会議やALM会議が設定した保有残高やVaRの限度額に基づき価格変動リ スクを管理するとともに、格付のモニタリングによる業況把握も行っております。

政策投資株式については、取締役会が年度間総合計画において、保有残高の限度額を決定しております。

政策投資株式のうち上場株式についてもVaRの限度額を設けて価格変動リスクを管理するとともに、株価 推移管理による業況確認や、未公開株式も含めた保有方針の見直しを行っております。

具体的なリスク管理方法や手続き等の詳細については「市場関連リスク管理規程」等に明記しており、A LM会議等において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。日常的には統合リスク 管理部において純投資株式や政策投資株式の残高や評価損益、VaR等によりモニタリングを行い、日次で 担当役員に、月次で代表取締役並びにALM会議に報告しております。

(ⅳ) デリバティブ取引

デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に関する部門をそれぞれ分離 し内部牽制を確立しております。

(ⅴ) 市場リスクに係る定量的情報 (ア) 特定取引目的の金融商品

当金庫グループでは、「特定取引資産」のうちの売買目的有価証券、「デリバティブ取引」のうち特定取 引目的として保有している金融商品に関するVaRの算定にあたっては、ヒストリカル・シミュレーショ ン法(保有期間10日、信頼区間99%、観測期間5年)を採用しております。

平成29年3月31日現在で当金庫グループのトレーディング業務の市場リスク量(損失額の推計値)は、

全体で636百万円であります。

なお、当金庫グループでは、モデルが算出するVaRと実際の損益を比較するバックテスティングを実 施しております。平成28年度のトレーディング業務に関して実施したバックテスティングの結果、使用す る計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。

ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測 しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があ ります。

(イ) 特定取引目的以外の金融商品

特定取引目的以外で保有している主たる金融商品は、「貸出金」、「有価証券」のその他有価証券に分類 される債券と株式、満期保有目的の債券に分類される債券、「現金預け金」、「預金」、「譲渡性預金」、「債 券」、「債券貸借取引受入担保金」、「借用金」、「デリバティブ取引」のうちの金利スワップ取引と通貨スワ ップ取引であります。これらの金融商品に関するVaRの算定にあたっては、ヒストリカル・シミュレー ション法(保有期間1ヵ月~1年、信頼区間99%、観測期間5年)を採用しております。

平 成 29 年 3 月 31 日 現 在 で 当 金 庫 グ ル ー プ の ト レ ー デ ィ ン グ 以 外 の 業 務 の 市 場 リ ス ク 量 (損 失 額 の 推 計 値)は、全体で18,158百万円となっております。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算 出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する 状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。

なお、当金庫グループでは、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける金融資産及び金融負債 について、10bpvを金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。金利以外のす べてのリスク変数が一定であることを仮定し、平成29年3月31日現在、指標となる金利が10ベーシス・ポ イント上昇したものと想定した場合には、金融商品の時価が3,257百万円減少するものと把握しておりま す。当該影響額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数と の相関を考慮しておりません。また、金利に10ベーシス・ポイントを超える変動が生じた場合等には、算 定額を超える影響が生じる可能性があります。

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